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「……また徹夜ですか」 僕の声を合図に、船をこいでいた先生の頭がずり落ちた。 「うっ……ん、あさ……?」 「朝ですよ、おはようございます」 「フィル……おはよう……」 僕を見る目がさだまっていない。 「先生、寝るならちゃんとベッドで寝てください」 「いや、駄目なんだ。今日中になんとか形にしないと」 「……無理しすぎて倒れたら意味ないですよ」 ため息まじりに言うと、飲み物を口にした先生がなぜか笑った。 「どうかしましたか?」 「君が来てくれて助かったなあ、と」 「先生の元の生活が悲惨すぎるんです」 「あはは、ごもっとも。……本当にいつもありがとう」 「お礼を言わないといけないのは僕の方です…… あ、仕事する前にご飯食べてくださいね!では失礼します」 僕は照れてることを悟られないよう、早口で先生に伝えて部屋を出た。 |
たぶん先生は自分の身体大事にしなさそうだなーと。
結局、フィル君は実家を出てもやること変わらない(笑)